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1984年 初冬のビーナスライン(上諏訪から松本へ)

 

 

ポイント     

 時刻

上諏訪

0510

   

 

強清水(こわしみず)

0750

   

 

和田峠 (着)

900

 (発)

940

 

 

扉峠

1030

 

 

   山本小屋(着)

1145

(発)

1230

 

 

王ケ頭

1320

 

 

美鈴湖

1418

 

 

松本市街

1430


  

新宿から夜行の電車。上諏訪で下車。暗い中、駅構内で自転車を組み立てます。自転車はランドナー(ブリジストンのユーラシア、バイトで貯めたお金で買いました。)ランドナーなので、アルミの泥除けもついていますよ。

暗い中、諏訪の市街を走り始めます。霧が峰へのきつい坂でへばりながら、ゆるゆると登ります。気温が低く、防寒の意味で綿のバンダナを顔(口)の周りに巻いていたのですが、そのバンダナが呼気で濡れ、それが寒気で凍りはじめるというくらい気温が低かった。風はほとんどありません。ひたすら気温が低い。そういう印象です。走っているうちに夜が明けてきて、木曽方面の山が見えるようになってきた。

ご覧ください。霜で真っ白でしょう。たしかに冬季閉鎖の直前の諏訪地方です。寒いわけです。

ここが霧が峰。強清水(こわしみず)です。晴れて気温が上がってきたのが救いです。

八島湿原の料金所。当時はビーナスラインはまだ有料でした。50円か何か料金所で払った記憶があります。

扉峠。ここから、よもぎこば林道を通って三城(さんじろ)からまっすぐ松本に下れますが、あえて、美ヶ原高原美術館に向かい、そこから天狗の露地に出ます。記憶が定かでないですが、美ヶ原高原美術館→天狗の露地の間はダート(というか遊歩道)で

すが、ランドナーの太目のタイヤだったので、おそらくダートをそのまま走破したんでしょう。2000年代に逆コース(天狗の露地から美術館)をOさん(Team Yukirin)とロードレーサーで走ったときは、ロードバイクの細いタイヤでしたので押して歩きました。

天狗の路地の駐車場。クルマの数も少ないですね。すでに日陰など雪が積もっています。時季的に冬季閉鎖の直前のようです。

防寒・防風のために上はモンベルのエンとランと素材の雨具をかぶってます。下は普通のアディダスか何かのジャージのトレパン。ランドナーなので、靴も自転車専用のものではなくスニーカーというかジョギングシューズです。
ウエストポーチは奮発してノースフェイス(笑)。このあとは、ひたすら美鈴湖、浅間温泉への下りです。